
ステッカーアカデミー
ステッカーのつくり方 パート1
Adobe Illustratorで閉じたパスのカットラインを描き、マゼンタ100%に設定した「die cut」という名前のスポットカラースウォッチを適用します。カットラインの外側に2mmの塗り足しを付け、重要な要素との間は2mmあけてください。
カットラインは、マシンがステッカーをカットするときにたどる線で、仕上がりの形を決めます。このガイドでは、製造工程で正しく認識されるカットラインをAdobe Illustratorで設定する方法を説明します。ダイカットステッカー、キスカットステッカーなど、カットのある製品に使えます。
カットラインの条件
塗り足し:カットラインの外側に2mm
マージン:カットラインと重要なアートワークの間に2mm
線幅:1pt
パス:完全に閉じたベクターシェイプ
カラー:スポットカラー、マゼンタ100%
名前:スウォッチ名は「die cut」にする必要があります
1. アートワークを開く
ステッカーのデザインファイルをAdobe Illustratorで開きます。
2. カットラインのパスを描く
次のいずれかのツールを使います:
ペンツール:自由な形やオリジナルの形に
楕円形ツール、長方形ツール、多角形ツール:定番の形に
ダイレクト選択ツール:アンカーポイントの調整に
カットラインは仕上がりのステッカーの形に沿わせ、アートワークの見える端から2mm外側に配置します。
3. 塗り足しを追加する
背景色やアートワークを、カットラインの周りの塗り足しエリアまで2mm延ばします。カットが少しずれても、白いフチが出るのを防げます。
4. 安全なマージンを確保する
重要な部分がカットされないよう、大切なテキストやグラフィックはカットラインから2mm以上内側に収めてください。
5. スポットカラーのスウォッチを作る
スウォッチパネルを開きます。
「新規スウォッチ」を選択します。
名前を「die cut」にします。
カラータイプを「スポットカラー」に設定します。
色をマゼンタ100%に設定します。
このスポットカラーで、製造チームはそのパスがカットラインだと判別します。
6. スウォッチを適用する
カットラインのパスを選択し、線の色に「die cut」スウォッチを適用します。パスが次の条件を満たしているか確認してください:
完全に閉じている
線幅が1pt
ほかのカットラインと重なっていない
すべてアートボード内に収まっている
7. ファイルを保存する
PDFまたはAIで保存します。保存するときは:
カットラインを表示したままにします。
レイヤーはそのまま残します。
カットラインのパスを統合したりラスタライズしたりしないでください。
まとめ
デザインの周りに閉じたベクターパスを描き、マゼンタ100%で「die cut」という名前のスポットカラースウォッチを線幅1ptで適用し、2mmの塗り足しと2mmの安全なマージンを追加します。あわせて対応しているファイル形式、エディターがカットラインを認識しない場合の対処法、ガイド「ダイカット、キスカット、スルーカットの違い」もご覧ください。
ステッカーの作り方を学べるステッカーアカデミーをお見逃しなく!