今月のアーティスト:@redhalftone

Red Halftoneとして知られるLisa Champさんは、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト兼デザイナー。大胆なビジュアル、境界を押し広げる創造性、そしてニューヨークという街そのものに強い情熱を注いでいます。

デジタルとアナログの両方を行き来しながら、イラスト、プリント、グッズのドロップ、壁画を制作。グラフィックデザインやタトゥーカルチャー、ポップアート、ストリートアート、そして今の政治情勢からインスピレーションを得ています。

10月30日 2025年

鳥やドクロが描かれた鮮やかでカラフルなアート作品の横に立つ、黒いシャツ姿の今月のアーティストRedhalftoneさん。
今月のアーティスト:@redhalftone
宇宙飛行士やロケットなど、宇宙をテーマにしたデザインのカラフルなピクシーダスト素材のステッカーシート。
銀河へ届け、ピクシーダストの宇宙人カード

Lisa Champさんに会いに:@redhalftoneの天才

クリエイティブな燃え尽きと、揺るぎない情熱がぶつかるとどうなるか。その答えがRed Halftone。フラストレーションを燃料に変え、そこからひとつのビジュアル世界をまるごと築き上げたアーティストの、もうひとつの顔です。

創作の自由を求めて2015年に生まれたRed Halftoneの作品は、ポップアート、プロパガンダ、タトゥーカルチャー、ストリートアートを融合させた、メッセージ性の強い大胆なイラスト。見る人の心にまっすぐ突き刺さります。ステッカーやグッズから壁画、タロットカードまで、どの作品も表現とつながりに根ざしていて、見る人に何かを感じさせるためにつくられています。

Red Halftoneさんに、アーティストとしてじっくり成長していくこと、デジタル作品が印刷でリアルな形になる魔法、そしてステッカーが創作の歩みの中で欠かせない存在になった理由について伺いました。ちょっとだけネタバレすると、宇宙人からのインスピレーションと、ホログラムのタロットカードが進行中です。

アートギャラリーで、カラフルなドクロのデザインが並ぶヴィンテージのステッカー自販機を使う人。
マットミラーのオリジナルステッカーシートを、おまけのグッズとしてお客様の注文品に同封する手。
花のモチーフをあしらった赤と白のグラフィックデザインの黒いシャツ。幾何学模様と「RED HALFTONE」の文字が入った黒いタグ付き。

11月の「今月のアーティスト」

StickerApp: こんにちは、Lisaさん。11月のStickerApp「今月のアーティスト」選出、おめでとうございます!さっそくですが、自己紹介をお願いします。Red Halftoneって、どんな人ですか?

Lisa: ありがとうございます!Red Halftoneは、クリエイティブな燃え尽きから生まれた私のもうひとつの顔です。2015年、取り組んでいたプロジェクトにまったく充実感を得られずにいました。そこで、クライアントワーク以外の自由な時間に、自己表現として自分のために絵を描き始めたんです。グッズのような形のあるものもつくりたいと思っていました。自分の作品が画面を飛び出して形になるのを見るのは、特別なことだから。ステッカーは最初につくったもののひとつです。一番の夢は、人の心に響くアートをつくることです。

StickerApp: 素晴らしいです!クリエイティブな歩みは、いつ、どんなふうに始まったんですか?

Lisa: 始まりは子どもの頃、楽しくて絵を描いていたことです。好きなキャラクターを描いて、ひとつの絵に一日中没頭していました。ありがたいことに、両親や周りの人たちが私の絵への熱意に気づいて、いつも応援してくれました。その頃の絵は、いつも自己表現か、ただの楽しみでした。その後美術学校に進んでグラフィックデザインを学び、コミュニケーションとコンセプトの技術をもっと深く知りました。

StickerApp: キャリアの中で、すべてを変えた転機はありましたか?

Lisa: 今のところ、ないですね。アーティストとしての人生は、映画になるようなものではありません。進む道を大きく変えるような決定的な出来事は起きていないんです。キャリアは小さな一歩の積み重ねで、曲がり角でいい選択をすることもあれば、森で道に迷って、また道を見つけるまでぐるぐる歩き回ることもあります。

目と「Trust No One」の文字が入った、赤と黒のデザインのピクシーダスト素材のダイカットステッカー。

StickerApp: すごいですね!アーティストとしての原動力と、一番影響を受けているものを教えてください。

Lisa: ものをつくるプロセスそのものに、すごく満足感があるんです。だから今も続けているんだと思います。頭の中の考えやアイデアを、目に見える形や手に取れる形にすることには、大きなカタルシスがあります。手放すことができるのに、すぐに消えてしまう記憶とは違って、その考えを形として残しておけるんです。インスピレーションを受けるのは、個人的なことでも世界の出来事でも、自分が生きているあいだに起きること。いいこともあれば悪いこともあるし、軽いこともあれば重いこともあります。起きることはいつもコントロールできるわけではないけど、どう反応するかは選べる。私のアートは、私の反応なんです。

StickerApp: ご自身のスタイルをどう表現しますか?お気に入りのテクニックも教えてください。

Lisa: ポップアート・プロパガンダ!好きなテクニックの根っこには、ペンツールでのベクタードローイングがあります。デジタルでもアナログでも、私の作品はすべてここから始まるんです。タイポグラフィのメッセージを軸にした、大胆なイラストを描いています。グラフィックデザインを学んできたので、注目を集めてストレートに語りかける、画像と見出しの組み合わせが持つ力にずっと惹かれてきました。作品は、プロパガンダの戦略や広め方、グラフィックデザインの手法、そしてタトゥーカルチャー、ポップアート、ストリートアートの美学からインスピレーションを得ています。

StickerApp: クールですね!11月のサンキューカードのデザインについて教えてください。インスピレーションは何でしたか?

Lisa: 夜に絵を描くことが多いんですが、この夏に『X-ファイル』を全シーズン観直したので、頭の中が小さな緑の宇宙人でいっぱいだったんです。基本的に、ダークで不気味で奇妙なものが好きなんですよね。StickerAppのピクシーダスト素材はしばらく使っていなかったんですが、いつも宇宙を思い出させてくれるので、UFOと宇宙人がぴったりだと思いました!

赤と黄色をアクセントにした暗い背景に、UFOや花、「Believe」の文字が描かれたカラフルなピクシーダスト素材のステッカー。
「Memento Mori」や「Good Luck」などのシルバーの薄いロールラベルを貼った、緻密なデザインの装飾的なキャンドルボックス。

StickerApp: Lisaさんには、もうしばらく前からステッカーの親友でいてもらえて本当にラッキーです。素材や製品のほとんどを試していただいていますが、一番やりがいがあって刺激的だったプロジェクトは?

Lisa: こちらこそです!最近一緒にやったキャンドルラベルのパッケージデザインのプロジェクトがお気に入りです。少なくとも私にとっては、ステッカーのいつもと違う使い方だったのがよかったんです。ふだんは平面のものを、特別感のある立体的なプロダクトに変えることができました。型にはまらない意外な方法でステッカーを使うことは、これからも探っていきたいと思っています。

StickerApp: わあ、素敵です!これからの目標を教えてください。

Lisa: 近い目標は、デザイン中のタロットカードを完成させることです(ちょうど半分くらいまで来ました!)。人が触れて楽しめる、形のある作品やプロダクトをつくることにすごくハマっているんです。カードのデザインのいくつかは、ホログラムステッカーにしたらきっと魔法みたいに見えるはず。ウィンクウィンク!

StickerApp: メモしておきます!今後のワクワクするプロジェクトや展示会、イベントの予定はありますか?

Lisa: はい!来春にブルックリンで壁画を描く予定があって、すごく楽しみにしています。タロットカードの進捗に合わせてアートもシェアしていくので、お楽しみに!

Lisaさん、お話ありがとうございました!@redhalftoneの最新情報は、Instagramをチェックしてください:@redhalftone


Person smiling in front of a bookshelf with neatly arranged books. Black and white image with a wooden background.
著者
Annie
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