
ビニール
私たちのベストセラーのクラシックなステッカー素材。
いよいよやってきます。ワールドカップの「やらかし」の季節が。大人たちが一夜にして名監督に早変わりし、戦術や選手交代に文句をつけ、PK戦のあとには一生消えない人間不信を抱えることになる、あれです。
少しミステリアスで少しシャイな今月のアーティスト、Nick Öhloさんをご紹介します。マルセイユを拠点に活動するイラストレーターで、6月のサンキューカードを手がけてくれました。今回のテーマは、何年たっても語り継がれるあの瞬間たち。「もしもあのとき」の数々、どこへ消えたのか謎のVAR、惜しすぎたシュート、そしてそう、フランスが連覇にあと一歩まで迫った、あの痛い記憶です。


Nick Öhloさんは、フランス・マルセイユを拠点に活動するイタリア出身のイラストレーター兼グラフィックデザイナー。カートゥーンやヴィンテージグラフィック、友人、動物、日々の暮らしからインスピレーションを得て、奇妙でユニークなキャラクターを生み出しています。遊び心のある色使いにちょっぴりパンクなエネルギーを混ぜて、感情が揺れる瞬間を、愛嬌たっぷりでエッジの効いたイラストに変えています。
今月のサンキューカードは、間近に迫ったサッカーワールドカップへのオマージュ。PK戦でのメルトダウン、戦術への過剰反応、そしておなじみの「次こそは」まで、サッカーファンの感情のジェットコースターを描いています。
Nickさんに、カートゥーンのこと、創作の自由、そしていつか自分のアニメをつくり、犬の保護施設を開きたいという夢について伺いました。



StickerApp: Salut、Nickさん!6月の「今月のアーティスト」にお迎えできて、本当にうれしいです。まずは自己紹介をお願いします。Nick Öhloさんって、どんな人ですか?
Nick: Nickです。フランス・マルセイユを拠点に活動するイタリア人のイラストレーター兼グラフィックデザイナーです。友だち、動物、自然、カートゥーン、日々の暮らしなど、身の回りのすべてからインスピレーションを得ています。ありふれたものをひねって、ヴィンテージやパンクの雰囲気をまとったカラフルで奇妙な小さいキャラクターにするのが大好きです。
人生の大きな夢はふたつ。めちゃくちゃでカラフルなアニメシリーズをつくること、そしていつか犬の保護施設を開くことです。
StickerApp: わあ、素敵ですね!これまでのクリエイティブな歩みについて教えてください。どんなふうに始まったんですか?
Nick: 正直、たぶん早すぎるくらいでした。昔から勉強より、絵を描いたりカートゥーンネットワークを観たりするほうが好きだったんです。
大きくなるにつれて、気づけば自然とイラストに戻ってくるようになりました。ここ数年は、旅をして新しい場所を発見することも、作品の新しいインスピレーションやアイデアにつながっています。


StickerApp: いいですね。キャリアの中で、すべてを変えた決定的な瞬間はありましたか?
Nick: ポルトガルで修士課程に進んだことで、間違いなく大きく変わりました。エディトリアルデザインを学んでいて、選択科目を選ぶ必要があったので、ほとんど何となくイラストを選んだんです。そしたらすぐにピンときました。その経験でクリエイティビティの見方がすっかり変わって、イラストを本気でやっていきたいと気づいたんです。
StickerApp: アーティストとしての原動力は何ですか?新しいアーティストへのアドバイスも教えてください。
Nick: カートゥーンからは、昔からものすごく影響を受けています。『アドベンチャー・タイム』や『おかしなガムボール』みたいな番組には、クリエイティブ面で完全に衝撃を受けたし、今でも刺激をもらっています。
日々の暮らし、友だち、自然、変な会話、ふとした感情からもインスピレーションを受けます。要するに、身の回りのものは何でも、いつかは絵になる可能性があるんです。
StickerApp: やっぱりカートゥーンは最高ですね!ご自身のスタイルをどう表現しますか?
Nick: 自分のスタイルは、よく「奇妙でかわいい」と表現しています。「アンチスタイル」とか「おもしろい」もあるかな。いろいろなことにまだ興味津々なので、さまざまな画材やテクニックを試すのが大好きです。伝統的なファインアートの出身ではないので、創作にはすごく自由なアプローチで向き合っていて、それがワクワク感を保ってくれているんだと思います。




StickerApp: 本当にそうですね!6月のサンキューカードのデザインについて教えてください。インスピレーションは何でしたか?
Nick: へへ、StickerAppのチームからサッカーのテーマを聞いた瞬間、インスピレーションはそこら中にありました。友だちが試合に反応するのを見ているだけでよかったんです。
感情のカオス、ストレス、根拠のない自信、PK戦のあとの失意。正直、喜劇と悲劇の完璧なミックスです。おもしろくて、ドラマチックで、痛いほど共感できる。そんなイラストにしたかったんです。
StickerApp: お見事!ビジネスやパーソナルブランドに、ステッカーをどう活用していますか?
Nick: ステッカーを人にあげるのが大好きです。自分の絵が誰かと一緒に旅をして、ノートパソコンや街角、スケッチブック、それに自分では一生見ることのない場所にたどり着くと思うと、すごくうれしいんです。
ステッカーは、アートをシェアする方法の中でも一番楽しくて、パーソナルな方法のひとつだと思います。
StickerApp: 同感です!最後に、これからの目標を教えてください。
Nick: いつか『マジック:ザ・ギャザリング』みたいなカードゲームとコラボしたり、Adult Swimの短編アニメをつくったりしたいです。キャラクターに命を吹き込んだり、イラストのストーリーテリングの面を掘り下げたりするのが大好きなので、アニメーションは間違いなく一番大きな夢のひとつです。
Nickさん、お話ありがとうございました!Nickさんの最新情報は、Instagramをチェックしてください:@nick_ohlo。
